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                                     院長 根本 悦夫 
 

 
 新年明けましておめでとうございます。国立病院機構神奈川病院のホームページにアクセスして頂きありがとうございます。
 昨年、神奈川県の医療界では、大きな事件が2つありました。従来、病院は、休日・夜間であっても、開かれたところでありました。しかし、相模原や横浜での事件を受け、当院でも防犯カメラの増設や「警察官立寄所」ステッカーの掲示、面会者カードの提出の徹底などセキュリティーの強化に努めることになりました。当院を利用される方々には少々ご不便をおかけすることになってしまいましたが、ご協力をお願い致します。
 
 
 現在、日本の医療をめぐり2つの動きがあります。地域完結型の医療を目指す地域医療構想と新しい専門医制度です。団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて、地域医療構想は神奈川県でも少しずつ体制が整えられつつあります。新しい専門医制度は1年延期となり、各学会の意見が採り入れられることになりましたが、地域の医療を取り巻く環境はますます厳しさを増しており、医師確保には苦労を重ねております。
 
 神奈川病院は2009年に地域医療支援病院の認定を受け、「私たちは、地域の皆様から信頼される病院づくりに努め、常に新しく良質な医療の提供をいたします。」を理念に掲げ、一般診療に加え、結核医療、重症心身障害児(者)医療の分野で診療を行ってきました。循環器科では、新しい血管連続撮影装置で心臓カテーテル検査、冠動脈撮影を再開しており、呼吸器科領域では、マルチスライスCTを用いた肺癌検診により早期に肺癌を発見し、胸腔鏡下に手術を行っています。整形外科では、高齢者に対しても積極的に手術を行い、好成績を上げています。
 また、3年前にいち早く地域包括ケア病棟を導入し、地域完結型の医療を推進する地域医療構想に沿うべく、病診連携の充実に努めています。特に、ICTを活用して地域の医療機関との連携、介護事業者との連携を可能とする体制を構築し、迅速かつ適切な患者・利用者情報の共有・連携で、地域包括ケアの円滑化を図る「在宅医療ICTシステム構築モデル事業」を神奈川県で最初にスタートさせています。CT、MRIなどの大型医療機器の共同利用に当たっては、インターネット回線を利用して検査を依頼するだけでなく、検査画像もオンラインで確認できるようになりました。かかりつけ医を持っていただくことにより、在宅からの入院・診療依頼もリアルタイムに双方向での情報伝達がスムーズに行われることになります。このシステムを利用することで、地域包括ケア病棟への受け入れを容易にし、より充実した病診連携になると考えております。一部の診療科ではありますが、ICTを用いての外来診療予約も考慮中です。

 当院の一般病棟は築40年を経過し、老朽化が激しく、たびたび古い、狭い、汚いなどのご指摘を受けておりましたが、一般病棟の建て替えが、昨年からスタートしました。快適で暖かみのある機能的な病棟にしたいと、現在、設計作業中です。新病棟の竣工は2年先ですが、病院職員一丸となって病棟建て替えに取り組んでいます。

 今後も、限られた医療資源を活用し、地域に貢献する医療を展開していきたいと考えておりますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


平成29年1月

※ICT:Information and Communication Technology(情報通信技術)



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